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換喩生態学

カブトムシの名前の由来は、カブトムシの頭部が武士の兜のような形をしている事から、その名がついたといわれている。
先に生まれたはずの昆虫が、人間が後から生み出した兜に似ていたためにつけられた名前がカブトムシ。 メトニミー(換喩)という言語は、物の代表的な特徴のとこだけ切り取ってものや現象の呼び名にするという意味がある。「カブトムシ×兜」にはそういった換喩的なイメージがあった。私はカブトムシの形の兜を作ることにより本来の形に戻した。
 

  • 2019
  • 素材:木材、ロープ、革
  • サイズ:H850×W320×D360 / H800×W740×D400 / H680×W300×D380 / H680×W400×D380
  • 展覧会情報:2019年 / 創治朗 -Contemporary Art Gallery(兵庫) / 個展「 換喩生態学」 展示作品