34°40’33”N 135°29’55”E

葭村太一は、これまでの歴史の中で人間たちが絶え間なく脈々と営みを繰り返し、その営みの結晶としての街や都市、我々の目の前に広がる景色の中に埋もれゆくものたち、すなわち、いつかのどこかの誰かが残していった痕跡を拾い上げて、彫刻というメディアによって再構築する。そういった葭村の営みによって生み出される作品は、時代と場所を超えて鑑賞者、痕跡を残した者、その痕跡がある場所、それらにまつわるコミュニティーやカルチャーをつなげる装置となる。
Marco gallery

  • 2022
  • 素材:楠木、梱包箱
  • 展覧会情報:2022年 / Marco gallery(大阪) / 個展「34°40’33”N 135°29’55”E」 展示作品
  • 助成:Arts Support Kansai