BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む」
ゲリラ的に描かれたアイコニックな要素のあるキャラクター、看板や標識等の規制する物の枠内に自らの存在や意思を示す感情、これらの落書き(グラフィティ)は、人間が都市に残した意識の痕跡である。永続的には残らない存在だが、都市の一時的な記憶として残り続けていくだろう。 落書きの短時間で描かれたストロークは、木を彫り彫刻にすることでその時間を止める。都市の記憶を彫刻に落とし込み、それらを記録として残していく。
- 素材:楠木、梱包箱、QRコード、鉄
- 展覧会情報:2024年 / BankART Station(神奈川) / BankART Life7「UrbanNesting:再び都市に棲む 展示作品